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社会貢献しない人は愛せない [いい恋のためのエッセンス]

「相手の男性と一緒にいることができるだけで喜び、それ以上を無理強いしない。しかも相手の男性から別れを告げられたら、文句を言わずに大人しく従う」――そんな女性も、いることはいるのです。
 何を隠そう私自身が実際に以前、そんな女性に好かれていたのです。

 その女性のことを、ここでは仮にケイコさんと呼んでおくことにしましょう。
 このケイコさんは、わりと整った顔だちをしていました。見た目だけから判断すると、なかなか男性にモテそうな感じです。(中略)
 そんなケイコさんが私と出会い、私のことを好きになってくださいました。
 そこで私は他に恋人がいなかった時期にしばらくの間、ケイコさんとおつきあいしてみたのです。
 するとケイコさんはこの頁の冒頭に書いたような、男性にとって実に好都合で理想的に感じられる性格の持ち主だったのです。

 ――当塾の「好都合で理想的な女性」の頁で私は、そう書かせていただきました。
 でも上に引用した部分には「しばらくの間、ケイコさんとおつきいしてみた」と書かれていますよね。
 実は私は「しばらくの間、ケイコさんとおつきあいしてみた」だけで、わりとすぐケイコさんとは会うのをやめてしまったのです。
 それはいったい、なぜだったのでしょうか。

「統合失調症を患っていたことがあるケイコさんは、福祉制度の恩恵を受けて生活している。だから世の中に対して恩返しするため、何か自分にできる形で世の中のために役立とうという姿勢を持ってほしい」――ケイコさんと関わっていた当時、そんなふうに私は考えていました。
「世の中のために役立」つ手だてとしては、何か「世の中のために役立つ」仕事をするという形も考えられるでしょう。
「世の中のために役立つ」けれど金銭的な報酬は伴わない、ヴォランティア活動の類をするという手もありますよね。
 あるいは「ヴォランティア活動」だなどと肩ひじを張るまでもなく、ちょっとしたことで何か身近な人たちや世の中のために役立つ行動をするという形も考えられます。
 でも残念ながらケイコさんには、積極的に人々や世の中のために行動しようとする姿勢が感じられなかったのです。

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