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好都合な女性は深情け? [いい恋のためのエッセンス]

「相手の男性と一緒にいることができるだけで喜び、それ以上を無理強いしない。しかも相手の男性から別れを告げられたら、文句を言わずに大人しく従う」――そんな女性も、いることはいるのです。
 何を隠そう私自身が実際に以前、そんな女性に好かれていたのです。
 その女性のことを、ここでは仮にケイコさんと呼んでおくことにしましょう。

 ――当塾の「好都合で理想的な女性」の頁で私は、そう書かせていただきました。
 でも残念ながらケイコさんには、積極的に人々や世の中のために行動しようとする姿勢が感じられなかったのです。
 私は誰かと恋仲になるとしたら、その相手は「人々や世の中のために行動しようとする姿勢」を持っている女性であってほしいと考えています。
 だから私は「しばらくの間、ケイコさんとおつきあいしてみた」だけで、わりとすぐケイコさんとは会うのをやめてしまいました。
 当塾の「社会貢献しない人は愛せない」の頁で、詳しく書かせていただいたようにです。

 一般に男性は自分が過去に関わった女性のことを、たとえその女性とは別れてしまったとしても後々まで末永く、懐かしく覚えている傾向があると言われています。
 私が過去に関わった女性たちのことを当塾で「~才の恋話」などとして描いているのも、その一例だと言われてしまうのかもしれませんね。
 私が中学生だった頃に仲が良かったミドや、高校生だった頃に親しかったはつみ夢美。さらには私が10代だった頃から20代だった頃にかけて親しかったミサトや、20代だった頃から30代だった頃にかけて親しかったナツヨたちのことを。

 しかし女性は一般に、かつて自分が関わっていた男性のことも、別れた後はわりと簡単に忘れてしまう傾向があると言われています。たとえその女性が相手のことを、かつてはわりと激しく恋していたとしてもです。
 ところが、ですよ。
 ケイコさんは私が彼女と会わなくなってから何年も経った今なお時おり、私に会いたいと連絡をしてくるのです。
「相手の男性と一緒にいることができるだけで喜び、それ以上を無理強いしない。しかも相手の男性から別れを告げられたら、文句を言わずに大人しく従う」――そんな女性は、わりと深情けなのでしょうか。

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社会貢献しない人は愛せない [いい恋のためのエッセンス]

「相手の男性と一緒にいることができるだけで喜び、それ以上を無理強いしない。しかも相手の男性から別れを告げられたら、文句を言わずに大人しく従う」――そんな女性も、いることはいるのです。
 何を隠そう私自身が実際に以前、そんな女性に好かれていたのです。

 その女性のことを、ここでは仮にケイコさんと呼んでおくことにしましょう。
 このケイコさんは、わりと整った顔だちをしていました。見た目だけから判断すると、なかなか男性にモテそうな感じです。(中略)
 そんなケイコさんが私と出会い、私のことを好きになってくださいました。
 そこで私は他に恋人がいなかった時期にしばらくの間、ケイコさんとおつきあいしてみたのです。
 するとケイコさんはこの頁の冒頭に書いたような、男性にとって実に好都合で理想的に感じられる性格の持ち主だったのです。

 ――当塾の「好都合で理想的な女性」の頁で私は、そう書かせていただきました。
 でも上に引用した部分には「しばらくの間、ケイコさんとおつきいしてみた」と書かれていますよね。
 実は私は「しばらくの間、ケイコさんとおつきあいしてみた」だけで、わりとすぐケイコさんとは会うのをやめてしまったのです。
 それはいったい、なぜだったのでしょうか。

「統合失調症を患っていたことがあるケイコさんは、福祉制度の恩恵を受けて生活している。だから世の中に対して恩返しするため、何か自分にできる形で世の中のために役立とうという姿勢を持ってほしい」――ケイコさんと関わっていた当時、そんなふうに私は考えていました。
「世の中のために役立」つ手だてとしては、何か「世の中のために役立つ」仕事をするという形も考えられるでしょう。
「世の中のために役立つ」けれど金銭的な報酬は伴わない、ヴォランティア活動の類をするという手もありますよね。
 あるいは「ヴォランティア活動」だなどと肩ひじを張るまでもなく、ちょっとしたことで何か身近な人たちや世の中のために役立つ行動をするという形も考えられます。
 でも残念ながらケイコさんには、積極的に人々や世の中のために行動しようとする姿勢が感じられなかったのです。

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好都合で理想的な女性 [いい恋のためのエッセンス]

 自分が愛している相手の男性のことが本当に好きで、その男性と一緒にいることができるだけで喜ぶ。
 その男性が自分と会ってくれるだけで感謝し、それ以上を無理強いしない。
 しかもその男性から別れを告げられたら、文句を言わずに大人しく従う――
 そんな女性に好かれたら、相手の男性にとっては実に好都合で理想的ですよね。

 しかし女性の側にだって普通「自分は、こうしたい」ですとか「こうしてほしい」という思いがあります。
 それを「欲」と言ってしまったら、その女性が可哀相でしょう。「欲」ではなくて、「希望」とでも言えばいいのでしょうか。
 そして男と女が関わりあっていると、お互いの希望が食い違ったりすれ違ったりしてしまうこともありえます。
 そういう時に女性の側が自分の希望を我慢して相手の男性の希望や都合ばかりを優先したのでは、その女性が可哀相です。
 ですからたとえ恋人同士や夫婦でも、女性の側が相手の男性のそれと異なる自分の側の希望を実現しようとすることもあるのが普通です。
 男性も実際に誰か女性と恋人や夫婦として関わっていると、そういう機会を体験することになるのが普通です。
「女性の側が一方的に男性の希望に従ってくれるように」と望むのは無理がある、ということを男性の側も学んでいくのです。

 ところが、ですよ。
「相手の男性と一緒にいることができるだけで喜び、それ以上を無理強いしない。しかも相手の男性から別れを告げられたら、文句を言わずに大人しく従う」――そんな女性も、いることはいるのです。
 何を隠そう私自身が実際に以前、そんな女性に好かれていたのです。

 その女性のことを、ここでは仮にケイコさんと呼んでおくことにしましょう。
 このケイコさんは、わりと整った顔だちをしていました。見た目だけから判断すると、なかなか男性にモテそうな感じです。
 ただしケイコさんは私と知り合う以前、統合失調症を患っていた時期があったのだそうです。
 そのせいか私と知り合った頃のケイコさんは、人と関わることが少し苦手になってしまっていました。
 その結果、ケイコさんは私と知り合う前には男の人と恋仲になったことがなかったのです。

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女性には言葉が大事 [いい恋のためのエッセンス]

 私の母が54歳で死んだ時、私の父は58歳でした。
 それから今に至るまで、父は再婚はしていません。
 でもほぼ常に誰かしら、おつきあいしている女性はいたのです。

 父が今、おつきあいしている女性のことを拙著『稼がず生きる居候介護』の中ではアヤコさんという仮名で呼ばせていただいています。
 ですので彼女のことは、ここでもアヤコさんと書かせていただくことにしましょう。

 私と父が住んでいる家にアヤコさんは普段、ほぼ数日おきに来てくださいます。
 そしてアヤコさんは私と父の家にいる間のほとんどの時間を、あれこれと父のために忙しく立ち働いてくださるのです。
 父のために調理や掃除をしたり、父にマッサージをしてくださったりというように。
 私はアヤコさんが調理をしておらず台所があいている間に手早く、自分のための食事を作って食べることになります。

 父は先月、肝臓がんの処置のために入院しました。
 そして父が入院している間は、私とアヤコさんとが父の病室に交替で付き添ったのです。
 アヤコさんはご自分の都合がつく時間帯に父に付き添い、それ以外の時間帯には私が父に付き添うようにとおっしゃいます。
 私の都合は、全く気にしてくださらないようです。
「アヤコさんは父のことだけしか考えてくださっていないのだなあ」と私は、すっかり思い知らされてしまいました。
 それは言いかえるとアヤコさんが、それだけ私の父のためを考えてくださっているということでもありますよね。
 なぜ私の父のことを、それほどまでにアヤコさんが思ってくださっているのか。
 その理由は父の日頃の言動を見ていると、ほぼ推測できるような気がします。

 私が父のために何かをしても、父は滅多に私にお礼を言ってはくれません。
 でも父はアヤコさんには、ほぼ毎日のように何度もお礼を言うのです。

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