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男が女を描く難しさ [真に役立つ恋愛本を]

 拙作『りすとら勝家』は、電子出版されています。詳しくは当塾の「信長もの四冊を電子出版」の頁をご参照ください。
 同作の紹介文を、以下に転載させていただきます。

織田信長亡き後の体制を秀吉が築いていく中で、不要と見なされ冷遇された柴田勝家。義に生きて自らの面子も立てるため、不利を承知で筋を貫く。上手く立ち回ることができない男の生き方を描く。

 つまり職場でリストラされた人の思いなどを、「不要と見なされ冷遇された柴田勝家」に投影して描こうとしたのです。
 このたび同作を容子さんが読んでくださり、下記のようなご感想を電子メールで私に送ってくださいました(引用に際して、途中の空白行は省かせていただきました)。容子さん、どうもありがとうございます。

すごく迫力があって、一気に読みました。
お市の方と勝家の語らいに感動しました。
女の意地は私も共感しました。
秀吉の天下統一の野望を鋭く分析する勝家の言葉は、素晴らしかったです。
お市の方と三人の姫様の穏やかな暮らしがしあわせな時間だった…。というくだりは私もそうだったので、共感しました。
つくづく今の日本の時代に生まれて、恵まれていると思いました。

 実は事前に私は容子さんに対して、電子メールで次のようにお伝えしてありました。

読んでくださった人の感想は知りたいと思っています。
それも単に「よかった」などの感想より、
「この点が気になった」などの批判の方が聞きたいと思っています。
そちらの方が参考になりますので。

 でも容子さんは「この点が気になった」などのご批判ではなく、もっぱら拙作を誉めてくださっていますね(苦笑)。

 男の書き手による作品では女性が正確に描けていない場合が多い、と言われています。
 男の書き手が女性を描くと、えてして男の側にとって都合のいい女性像になってしまっている場合が多いというのです。
 拙作『りすとら勝家』で描かれているお市の方も、そうなってしまっているのではないかと私は危惧していました。
 でも『りすとら勝家』で描かれているお市の方は、女性である容子さんに「共感」していただけたようです。
 そうお聞きして、ちょっと安心できました。

『りすとら勝家』は冒頭の部分が、当塾に掲載されています。
歴史から愛を学ぶ」の頁に、目次が掲げられています。

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