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22才の頃の愛の詩.8 [19才と22才の恋話]

 私は二十二歳だった年の九月から、東京都杉並区の荻窪で暮らしはじめました。好きな女性の斜め向かいの家に引っ越したのです。
 この時のことは拙作『22才、生き方を探す旅』に詳しく書かれています。
 しかし『22才、生き方を探す旅』の九月の場面は、当塾には掲載されていません。この時の引っ越しのことは当塾では、代わりに下記の頁で読むことができます。
  1. ツグミへの手紙.37
  2. ツグミへの手紙.39

 そして二十三歳だった年の六月二十五日に私は、この荻窪を題材にした曲を作りました。
 その歌詞は、次のようなものだったのです。


    OGIKUBO SYNDROME

誰もが誰かをまちぼうけしているこの街  ひとりきりの夜はくらい
こころのどこかで無理してなぐさめあってる  いつわりの愛もつらい
ただの立ちん坊  どこへいくあてもない
ただの立ちん坊  ぬくもりをもとめてさまようピエロ
汗にうもれずにやりすごしていけるほど  おだやかなくらしなんかじゃない
あいそ笑いをせずに生きていけるほど  なごやかなところなんかじゃない
あらぶる胸の想いだけで  燃えたぎる若い血潮だけで
世のなかをかえてゆけるほど甘くはないTokyo city, I know Ogikubo town
You may know Tokyo city, I know Ogikubo town

この想いがいま  世界中になりひびけば
ボクたちの願いがいま  世界中にとどいていけば

世のなかがこころをひきさいてくから  ボクたちの明日はくらい
色褪せかけてる夢だけ大事にかかえて  生きていくのもまたつらい
ただの立ちん坊  おちつける場所もない
ただの立ちん坊  やすらぎをもとめてさまようピエロ
汗にうもれずにやりすごしていけるほど  おだやかなくらしなんかありえない
あいそ笑いをせずに生きていけるほど  なごやかなところなんかありえない
大好きなこの街のたそがれを  君とふたりで歩いていく
ひとりひとりが胸に秘めてる  愛をひとつによせあつめて
世のなかにたちむかっていく他に道はないTokyo city, I know Ogikubo town
You may know Tokyo city, I know Ogikubo town


 一番の「汗にうもれずに」から始まって「Tokyo city」の前まではラップです。
 でも二番の同じ部分のうち「大好きなこの街のたそがれを 君とふたりで歩いていく」の一行はラップではなく、旋律をつけて歌われます。
 そのあくる年の三月六日には、やはり荻窪を舞台にして次のような歌詞の曲も作りました。


    朝焼けの街

はるか東の空が赤い
AuroraのなかにけむるMain street
ふとみあげるひとみにうつる
でっかいでっかいでっかいでっかいでっかい真っ赤な真っ赤な真っ赤な 太陽

I being here  俺がここにいる
I being here  まぎれなくここに
I being here  かえってきたんだ  オマエの住む街へ

夢をかなえに過去を忘れてくらしをぬりかえに
やはりオレにはこの街が似合う

誰かを愛していられる
この街で誰かを愛していられることのしあわせ
何かを信じていられる
この街で何かを信じていられることのよろこび
明日を夢みていられる
この街で明日を夢みていられることのときめき

夢をかなえに意地をすてさって愛をはぐくみに
やはりオレにはこの街が似合う
やはりオレにはオマエが似合う


「誰かを愛していられる」から「夢みていられることのときめき」までは、ラップです。
 この頃は、ラップの部分をとりいれた曲を作るようになっていたのでしたっけ。

下にある本の画像をクリックすると、その本に関するAmazon.co.jpの該当頁が表示されます。

22才、生き方を探す旅: ドラマティックな恋愛実話


つぐみへの手紙: 高校生との心温まる交流

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