愛のための手術.2 [19才と22才の恋話]
そんな一大決心をして、その次に私が愛ちゃんとデートをした日のことです。
いつものように二人で一緒に食事をしたり映画を観たりした後、私は愛ちゃんのことを彼女の家の近くまで送っていきました。
そして夜であたりに人の姿がない場所で私は、どきどきする気持ちに襲われながらも、思いきって彼女に頼んでみたのです。
「こんな僕だけど、今後も愛ちゃんとおつきあいさせてもらいたいと思っているんです。もしもよかったら、これからも会ってもらえますか」って。
すると愛ちゃんは「うん」と言いながら、小さくうなづいてくれたのです。
思わず私は心の中で、「やったあ、ばんざーい」と叫んでしまいましたよ。
愛ちゃんと彼女の家の前で別れてからも私は、すっかり気持ちが舞い上がってしまっていました。
なにしろ愛ちゃんは、今後も私とおつきあいしてくれると言ってくれたのです。
すなわち私と愛ちゃんとの関係は今や、はっきり「恋人」だと言っていい状態になったのだと考えられるでしょう。
これまではデートを重ねていても、自分たち二人の関係を「恋愛」だとか「恋人」などと言うことに対して私は少し気後れがしてしまっていたのですけれど。
ついに私にも、愛ちゃんのような可愛らしい「恋人」ができたのです。したがって近く私と愛ちゃんは、手を握ったりキスをしたりもすることになるのでしょう。私が彼女の肩を優しく抱いたりなんか、しちゃったりもするのかもしれません。
そしていつの日か、二人で一つのWベッドに寝たりする日も来るのでしょうか。
もちろん決して、一つのベッドで一緒に寝るというだけで済むはずはありません。二人で同じ一つのベッドで、セックスなんかもしちゃったりなんかするわけです。
あの奥ゆかしくて可愛らしくて、それでいてとても女の人らしい体つきをしている愛ちゃんと、セックスなんかもしちゃえるだなんて――そんなふうに考えてみただけでも私には、とてもその日が待ち遠しく感じられてしまうのでした。
あの奥ゆかしい、愛ちゃんのことです。おそらくその時、とても恥ずかしそうで控えめな顔つきや態度を見せることでしょう。
そんな愛ちゃんの気持ちを私が、しっかりと温かく包みこんであげるのです。そして「愛ちゃんの肌や体は、きれいだよ。何も恥ずかしがったりすることなんか、ないんだよ」って、優しくささやいてあげるのです。
おそらく愛ちゃんの肌や体は彼女の心と同じで、とても控えめな印象なのではないでしょうか。そして私に見られたり触られたりすることを恥ずかしがって、ついつい引っ込み思案なしぐさやそぶりを見せてしまうのではないでしょうか。
でもそんな愛ちゃんの気持ちを私が、ゆっくりとほぐしてあげるのです。彼女のことを優しくいたわりながら彼女の体のあちこちを愛撫し、「自分は大事にされている、守られているんだ」と愛ちゃんに感じさせてあげるのです。
おそらく私がまだ見たことのない愛ちゃんのあそこやらあんなところやらの肌は、とてもなめらかなことでしょう。そして彼女の体はとても柔らかくて温かく、美しい曲線を描いていることでしょう。
そんな彼女のことを私が抱きしめ愛撫して、気持ちがよくて幸せな気分にさせてあげるのです。
それは私と愛ちゃんの双方にとって、なんとも嬉しく満ち足りたひとときとなるはずでしょう。
そんな様子を頭の中で思い浮かべて私は、こがれるような思いにとらわれてしまったのです。――
でもその一方で私には一つ「あんまり早く、その日が来てしまったら困る」と考えざるをえない事情もありました。
なぜなら私はその当時、まだ包茎のままだったからです。
しかもいわゆる、真性包茎というやつでした。
(「愛のための手術」より)
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そして夜であたりに人の姿がない場所で私は、どきどきする気持ちに襲われながらも、思いきって彼女に頼んでみたのです。
「こんな僕だけど、今後も愛ちゃんとおつきあいさせてもらいたいと思っているんです。もしもよかったら、これからも会ってもらえますか」って。
すると愛ちゃんは「うん」と言いながら、小さくうなづいてくれたのです。
思わず私は心の中で、「やったあ、ばんざーい」と叫んでしまいましたよ。
愛ちゃんと彼女の家の前で別れてからも私は、すっかり気持ちが舞い上がってしまっていました。
なにしろ愛ちゃんは、今後も私とおつきあいしてくれると言ってくれたのです。
すなわち私と愛ちゃんとの関係は今や、はっきり「恋人」だと言っていい状態になったのだと考えられるでしょう。
これまではデートを重ねていても、自分たち二人の関係を「恋愛」だとか「恋人」などと言うことに対して私は少し気後れがしてしまっていたのですけれど。
ついに私にも、愛ちゃんのような可愛らしい「恋人」ができたのです。したがって近く私と愛ちゃんは、手を握ったりキスをしたりもすることになるのでしょう。私が彼女の肩を優しく抱いたりなんか、しちゃったりもするのかもしれません。
そしていつの日か、二人で一つのWベッドに寝たりする日も来るのでしょうか。
もちろん決して、一つのベッドで一緒に寝るというだけで済むはずはありません。二人で同じ一つのベッドで、セックスなんかもしちゃったりなんかするわけです。
あの奥ゆかしくて可愛らしくて、それでいてとても女の人らしい体つきをしている愛ちゃんと、セックスなんかもしちゃえるだなんて――そんなふうに考えてみただけでも私には、とてもその日が待ち遠しく感じられてしまうのでした。
あの奥ゆかしい、愛ちゃんのことです。おそらくその時、とても恥ずかしそうで控えめな顔つきや態度を見せることでしょう。
そんな愛ちゃんの気持ちを私が、しっかりと温かく包みこんであげるのです。そして「愛ちゃんの肌や体は、きれいだよ。何も恥ずかしがったりすることなんか、ないんだよ」って、優しくささやいてあげるのです。
おそらく愛ちゃんの肌や体は彼女の心と同じで、とても控えめな印象なのではないでしょうか。そして私に見られたり触られたりすることを恥ずかしがって、ついつい引っ込み思案なしぐさやそぶりを見せてしまうのではないでしょうか。
でもそんな愛ちゃんの気持ちを私が、ゆっくりとほぐしてあげるのです。彼女のことを優しくいたわりながら彼女の体のあちこちを愛撫し、「自分は大事にされている、守られているんだ」と愛ちゃんに感じさせてあげるのです。
おそらく私がまだ見たことのない愛ちゃんのあそこやらあんなところやらの肌は、とてもなめらかなことでしょう。そして彼女の体はとても柔らかくて温かく、美しい曲線を描いていることでしょう。
そんな彼女のことを私が抱きしめ愛撫して、気持ちがよくて幸せな気分にさせてあげるのです。
それは私と愛ちゃんの双方にとって、なんとも嬉しく満ち足りたひとときとなるはずでしょう。
そんな様子を頭の中で思い浮かべて私は、こがれるような思いにとらわれてしまったのです。――
でもその一方で私には一つ「あんまり早く、その日が来てしまったら困る」と考えざるをえない事情もありました。
なぜなら私はその当時、まだ包茎のままだったからです。
しかもいわゆる、真性包茎というやつでした。
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