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9 20代前後はきらきら志向.3 [本当に愛されるのは]

 女性の側は「できれば一人の男性と深く愛しあう関係を長く続けたい」と望んでいるのに、男性の側は「なるべく大勢の女性とつきあって、性交もしたい」と考えているのは問題だ――そう感じる人も、多いのでしょう。

 しかし二十代の前後、すなわち十代の終わりから三十代くらいにかけてというのは、丈夫な子供を産むのに最も適した時期だと考えられます。
 その時期に男性が「なるべく大勢の女性とつきあって、性交もしたい」と考えがちなのは、本人が無意識のうちに遺伝子によってそう仕向けられている面もあるようなのです。
 だとしたら、必ずしもそういう男性のことを非難だけしてしまうわけにもいかないのでしょう。

 そして男性が「なるべく大勢の女性とつきあって、可能であれば性交もする」ためには、それに適した女性を選ぶ必要が出てきます。
 恋愛や性交に対して消極的な女性のことを、手間と時間をかけて口説いていたのでは「なるべく大勢の女性とつきあって、性交もする」ことは困難だからです。

 ですのでこの時期の男性は、恋愛に対して(そして、できれば性交に対しても)積極的そうに見える「きらきら女性」を重宝する傾向があるのです。
「きらきら女性がモテる」と言われ、現に『小悪魔な女になる方法』などを書いた蝶々のように「私はモテた」と言う人がいるのは、そのためなのではないでしょうか。

 ただし「きらきら女性」がモテるのは、あくまでも男性の側にとっては「大勢の女性と、手っとり早く試しにつきあってみる」ためです。「きらきら女性であれば、わりと簡単に性交もできそうだから」でもあります。
 試しにつきあってみた女性のことを男性が本気で愛するようになり、結婚も考えるなど「人生の伴侶」とするようになるには、また別の条件が求められます。

 単に「きらきら女性」なだけであって「ほのぼの女性」ではない女性は、男性にとっての「人生の伴侶」にはなれず、「一時的な遊びの恋の相手」に終わってしまう場合が多いのです。
 ひどい場合には「簡単に性交できる好都合な相手」としてだけ利用され、短期間で捨てられてしまう羽目にもなりかねません。

 たまたま私は恋愛や性交に対して、わりと堅い考え方をしているようです。
 おつきあいした相手に対しては、ある程度の責任が生じると考えているのです。
 ですから「試しにつきあってみたり性交したりした後、自分の側だけの都合で相手と別れてしまうのは問題だ」と考えてきました。

 しかも二十代だった十年間のうち、ほとんどの期間において私には本気で愛していた相手がいたのです。
 ですから私は、その十年間にも「一時的な遊びの恋」はほとんどしていません。
「全く、していません」と胸をはって力強く言いきれないことに対しては、残念に思っていますけど。
 でも、そんな私にも当時「いろいろな女性と、つきあってみたい。できたら、その女性たちと性交もしてみたい」という気持ちはあったのです(したがって、少なくとも当時の私は「草食系男子」ではなかったということなのでしょう)。

 このように二十代の前後くらいの男性は、自分とつきあってくれそうな女性がいたら「試しに、つきあってみようか」と考える可能性が高くなります。
 ただしその場合「自分とつきあってくれそうな女性であれば、誰でもいい」というわけではなく、なるべく見た目の好ましい女性を選ぼうとする傾向があります。
 ですからその意味でも、この時期には「決して美形ではない、ほのぼの女性」よりも「見た目の魅力的な、きらきら女性」の方が男性と恋仲になりやすい傾向があります。
 そしてどうやら、これにも遺伝子が影響しているようだと現代の生物学では考えられているのです。

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