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他を倹約して本を買う [楽しく雑穀ダイエット]

 当塾の「安上がりな生活.1」と「安上がりな生活.2」という二つの頁で、私の「安上がりな生活」ぶりをご紹介しました。
 しかし実を言いますと私には、普通の人たちよりも多くお金を使っている分野があります。
TVは見ず買春はしない」の頁を読んでくださった方には、おわかりいただけるのではないでしょうか。
 そちらの頁には「私は毎年、百冊から数百冊くらいの本を読んでいます」と書かれていますよね。
 つまり私は毎年、数百冊くらいの本を買っているのです。

 しかも私はそれらの本を、ほぼ全て新品の状態で買っています。どうしても新品を買えない場合は、古本を買うこともありますが。
 これは著者がその本を書いた労力への対価が、きちんと印税などの形でその著者に支払われるべきだと考えているからです。
 買うことのできる本を図書館などで借りて読むことは、原則としてやらないようにしています。きちんと著者に対価を支払わないで本を読むのは、本を買うお金がないような貧しい人たちだけがやるべきことだと思っていますので。

 しかし毎年のように数百冊もの本を買い、それらを全て手元に残しておいたとすると、すぐに部屋が埋まってしまうでしょう。
 なので私は読み終えた本のほとんどは、わりとすぐ処分してしまうことにしています。
 自分が原稿を書く際の資料として読みかえす可能性がある本などは残しておきますが、それ以外の本は処分するのです。その後で「あの本をもう一度、読みかえす必要がある」ということになり、同じ本を再び買いなおす羽目になる場合も多いのですが。
 古本屋に買いとってもらえる本は、そうしています。古本屋に買いとってもらえない本は、図書館などに寄付されるようにしています。
省資源な生活」の頁で書いたように、私は物が少ない方が好きだということもありますし。

 特に今年、2011年の春には段ボール箱で六箱分の本を一度に処分しました。
 東日本大震災の影響で引っ越すことになる可能性を考え、なるべく持ち物を減らそうとしたのです。
 その時点では救援活動のため三陸地方などに引っ越す可能性と、電力不足でコンピューターが使えず仕事ができなくなるのを防ぐため西日本へ引っ越す可能性との、両方を考えていたのですけど。

 その時には洋書も百冊ほど、処分しました。
 それらの洋書のうちの多くは、十九世紀前後の英米文学でした。
 著作権が切れた古い英米文学の多くは今後、WWW上で読むことができるようになるようです。したがって、それらの作品を本の形で手元に残しておく必要性は低くなったと判断したのです。
 しかし十九世紀前後の英米文学は私にとって、精神的な故郷ですとか心の立脚点の一つであると言えそうな気がします。
 それだけに、それらを手放してしまうことには、なんだかちょっと淋しい思いを強いられてしまったものでしたっけ。

 とはいえ今後、本も決して「紙でできた本」の形ではなく、電子書籍などの割合が高まっていくことになるのでしょう。
 なにしろ電子書籍は、いくらたくさん買っても場所をとりません。「置く場所がないから処分したけど、また読みかえす必要が生じて再び買いなおした」などということは、しなくていいのです。
 これは私のようにたくさんの本を読む者にとっては、とてもありがたい話です。

 私が書いた作品も今、そのうちの一部は電子書籍として販売されています。
 2011年の年末の現時点では、二十五冊が電子書籍になっているのです。
 下記の頁で買うことができますので、もしもご興味を感じていただけた方は覗いてみてください。
梧桐渉の電子書籍

 また、それらの電子書籍に関しては当塾の下記の二つの頁でも触れられています。
 そちらも併せてご高覧いただけましたら、幸いです。

 ところで雑穀ダイエットの話が、なんで安上がりな生活の話になって、さらには私の電子書籍の話になったんでしたっけ?(笑)

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