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梧桐渉は恋愛塾の塾頭 [ご案内とお知らせ]

 当塾の画面の最上部、塾の題名の下には「恋人や夫婦がラブラブになれる恋愛ノウハウを、塾生001番の梧桐渉が皆さんと一緒に学んでいく仮想塾です」と書かれています。
 ここに見られるように今まで私、梧桐渉は当塾の「塾生001番」を名のってきました。
 私も読者の皆さんと同じ立場で恋愛について一緒に学んでいく塾生のうちの一人なんだ、という気持ちを込めてのことです。

 しかし今後は必要に応じて、「塾頭」を名のらせていただくことにしました。
 主として拙作の電子出版などの際、自己紹介文を簡潔化するためです。

「塾頭」という言葉は、その塾の指導者のことを指す場合もあります。
 しかしそうではなく、その塾の塾生たちのうちの代表者のことを指す場合もあります。
 私が当塾の塾頭を名のるのは、こちらの後の方の意味においてのつもりです。

 この件についての私の考えは拙作「恋愛塾で深~く愛して」でも触れられていますので、その部分を以下に掲げておくことにしましょう。

「あんたは恋愛塾の昔の話や塾頭のこととかも、よく知っているんだなあ。まあ逆に俺のほうが、ほとんど何も知らないだけなのかもしれないが」
「まだ塾生が少なかった最初の頃は、わりと塾頭や村野さんたちとも会う機会があったりしましたからね」どこか遠くを懐かしむような目になって、ひなは言う。「このごろは塾頭たちも忙しいらしくて、滅多に私たち塾生の前には姿を現してくれなくなっちゃったけど。昔は講義も塾頭がけっこう自分でやっていたのに、それも今では講師に任せてしまってばかりで」
「すると今では塾頭は、経営に専念しているのかな。まあ最初のうちは数人くらいで始めても軌道に乗って規模が大きくなった事業では、よくありがちな話なんだろうけどさ」
「最初の頃には塾頭も、気さくに私たち塾生に話しかけてくることが多かったんですけどね。自分は塾長ではなくて、自分も皆と一緒に恋愛について勉強している最中の塾生のうちの一人だから、塾長じゃなく塾頭と名のっているんだとか言って」
「塾長と塾頭って、意味が違うのか」
そう君が疑問を口にしたのを聞いて、ひなが教えてくれた。
「私もその頃、疑問に思って辞書で調べてみたんですよ。そうしたら塾長っていうのは普通、塾の責任者のことみたい。それに対して塾頭っていうのは、塾長と同じ意味の場合もあるけど、塾生の中の一番目の人を指すこともあると書いてあったの。ただし辞書によっては塾長という言葉のほうにも、その意味が書かれているものもあったけど」
「だけどあの塾の塾頭は、あくまでも自分では塾生のうちの一番目でしかなくて、塾長ではないというつもりだってわけかな」
「どうやら、そうみたい」ひなは、うなづく。「私たちが間違って塾長って呼んだら、『自分は塾長ではなくて塾頭だ』って言ってたから」
「でも、そのわりにはさ」ふと気がついて、君は言った。「塾には梧桐恋愛塾って、自分の名前をつけているのは矛盾じゃないのか」
「だから、それは読み方で区別しているんだそうよ」ひなが君に、教えてくれる。「塾頭の苗字の『梧桐』は、『ごとう』と読むわけでしょう。でも塾の名前のほうの『梧桐』は、『あおぎり』と読ませることにして」
「しょうもない、こだわり方だなあ」君としては、苦笑するより他にない。「まあ恋愛なんていうものは、そういう細かいこだわり方をする奴の方が、えてして得意なのかもしれないけどさ」
「なのに塾頭のブログのアドレスは gotolove って始まるんだから、矛盾していますよね」ひなも君にあわせて、苦笑をもらした。「まあブログのアドレスの方は、愛しに行くという英語の go to love に引っかけているんでしょうけど」

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