8 高校時代は過渡期? 3 [本当に愛されるのは]
まだ十代の前半のうちは、外見を問わず性格が「ほのぼの女性」な女子がモテていた。しかし十代の後半に入ると、性格が「ほのぼの女性」なだけでなく、容姿も優れた女子が好かれはじめる――この変化には、十代の前半と後半での女子の体型の変化も影響しているものと思われます。
十代の前半くらいになると第二次性徴が始まって、女子の体型が変わりはじめます。最も目立つ部分を挙げれば、たとえば胸がふくらみはじめるわけです。
ただし十代の前半くらいのうちは普通、この変化は充分ではありません。まだ胸もふくらみつつある途中で、完全に女性的な体型にはなっていない女子が多いのです。
そのせいか男子が同じ年頃の女子のことを好きになる時も、「相手の体型が完全に女性的になっているかどうか」は大して意識されない傾向があるようです。
でも十代の後半くらいになると、すでに一部の女子は「完全に女性的な体型」になっている者が出てきます。
そして「完全に女性的な体型」は、やはり男子の目には魅力的に映ります。
したがって高校生くらいの頃には、男子がどの女子のことを好きになるかは、その女子の体型にも大きく影響されるようになるのです。
この「完全に女性的な体型」というのは、言いかえれば「男性が性的な魅力を感じる体型」ということです。
つまり十代の後半くらいになると男子は、まだ十代の前半だった頃よりも以上に「どの女子を好きになるか」ということを、相手の性的な魅力も意識して選ぶようになるわけです。
しかし高校時代の私のまわりでは、まだ高校生のうちに異性と性交をする者は見かけませんでした。
特定の異性と恋仲になり、つきあっていた者たちは何人もいます。しかし彼らも、まだ高校生だった間には性交はしないのが普通だったのです。
これは「当時は時代的に、そういう風潮だった」ということに加えて、私が住んでいたあたりの地域性にも影響されていたのかもしれません。
高校時代の私は、東京の区部で最も西の端にある練馬区や杉並区に住んでいました。
なにしろ東京の区部ですから、他の地域より「開けていた」とは言えるのでしょう。
しかし山の手の文教地区なので、倫理的に厳格だと言えそうな傾向もあったのです。
お互いに愛しあっている二人が合意の上で、ちゃんと避妊もするのであれば性交してもいいはずだ、という考え方はあるでしょう。
でも、いくら避妊をしても妊娠してしまう可能性が皆無になるわけではありません。
そしてまだ高校生のうちに妊娠してしまうのは、避けた方がいいと思われます。
まだ高校生の間は生活力がないわけですし、すぐに結婚して生活費を稼ぐ立場になるとしたら、「大学へ行くのは難しい」などというように人生の選択肢が狭まってしまいますので。
かといって堕胎をするのは倫理的な問題がありますし、堕胎のための費用がなくて親などに頼らなければならなくなる人も多いでしょうから。
そうやって考えてみると「まだ高校生の間は性交をしない」というのは、本人たちのためにも合理的だと言えるのでしょう。
しかし普通は十代の後半にもなると、とりわけ男子は「誰か女性と性交をしたい」という思いが高まります。
現に私も、そうでした。
ただし中学時代と同じで「自分が恋をしている女の子は自分にとって神聖な存在だから、その子と性交することを考えて彼女のことを汚してしまいたくはない。確かに性交したいとは思うが、相手は決して彼女ではなく誰か他の女性の方がいい」という思いはあったのです。
つきあっている恋人がいる私の友人たちが、その恋人とセックスはせずにいたのも、同じような思いに基づいてのことだったのでしょうか。
それはできたら、ちょっと訊いてみたい気もします。
そういえば「彼女は態度が子供っぽいから、なかなかセックスをするような雰囲気に持っていくことができずにいるんだ」と嘆いていた奴も、いましたっけ。
してみると「男の側はセックスをしたがっているのに、女性の側はそういう雰囲気になってしまうのを巧みに避けている」恋人たちも多かったのかな?
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十代の前半くらいになると第二次性徴が始まって、女子の体型が変わりはじめます。最も目立つ部分を挙げれば、たとえば胸がふくらみはじめるわけです。
ただし十代の前半くらいのうちは普通、この変化は充分ではありません。まだ胸もふくらみつつある途中で、完全に女性的な体型にはなっていない女子が多いのです。
そのせいか男子が同じ年頃の女子のことを好きになる時も、「相手の体型が完全に女性的になっているかどうか」は大して意識されない傾向があるようです。
でも十代の後半くらいになると、すでに一部の女子は「完全に女性的な体型」になっている者が出てきます。
そして「完全に女性的な体型」は、やはり男子の目には魅力的に映ります。
したがって高校生くらいの頃には、男子がどの女子のことを好きになるかは、その女子の体型にも大きく影響されるようになるのです。
この「完全に女性的な体型」というのは、言いかえれば「男性が性的な魅力を感じる体型」ということです。
つまり十代の後半くらいになると男子は、まだ十代の前半だった頃よりも以上に「どの女子を好きになるか」ということを、相手の性的な魅力も意識して選ぶようになるわけです。
しかし高校時代の私のまわりでは、まだ高校生のうちに異性と性交をする者は見かけませんでした。
特定の異性と恋仲になり、つきあっていた者たちは何人もいます。しかし彼らも、まだ高校生だった間には性交はしないのが普通だったのです。
これは「当時は時代的に、そういう風潮だった」ということに加えて、私が住んでいたあたりの地域性にも影響されていたのかもしれません。
高校時代の私は、東京の区部で最も西の端にある練馬区や杉並区に住んでいました。
なにしろ東京の区部ですから、他の地域より「開けていた」とは言えるのでしょう。
しかし山の手の文教地区なので、倫理的に厳格だと言えそうな傾向もあったのです。
お互いに愛しあっている二人が合意の上で、ちゃんと避妊もするのであれば性交してもいいはずだ、という考え方はあるでしょう。
でも、いくら避妊をしても妊娠してしまう可能性が皆無になるわけではありません。
そしてまだ高校生のうちに妊娠してしまうのは、避けた方がいいと思われます。
まだ高校生の間は生活力がないわけですし、すぐに結婚して生活費を稼ぐ立場になるとしたら、「大学へ行くのは難しい」などというように人生の選択肢が狭まってしまいますので。
かといって堕胎をするのは倫理的な問題がありますし、堕胎のための費用がなくて親などに頼らなければならなくなる人も多いでしょうから。
そうやって考えてみると「まだ高校生の間は性交をしない」というのは、本人たちのためにも合理的だと言えるのでしょう。
しかし普通は十代の後半にもなると、とりわけ男子は「誰か女性と性交をしたい」という思いが高まります。
現に私も、そうでした。
ただし中学時代と同じで「自分が恋をしている女の子は自分にとって神聖な存在だから、その子と性交することを考えて彼女のことを汚してしまいたくはない。確かに性交したいとは思うが、相手は決して彼女ではなく誰か他の女性の方がいい」という思いはあったのです。
つきあっている恋人がいる私の友人たちが、その恋人とセックスはせずにいたのも、同じような思いに基づいてのことだったのでしょうか。
それはできたら、ちょっと訊いてみたい気もします。
そういえば「彼女は態度が子供っぽいから、なかなかセックスをするような雰囲気に持っていくことができずにいるんだ」と嘆いていた奴も、いましたっけ。
してみると「男の側はセックスをしたがっているのに、女性の側はそういう雰囲気になってしまうのを巧みに避けている」恋人たちも多かったのかな?
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