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省資源な生活 [楽しく雑穀ダイエット]

 当塾の「安上がりな生活.1」と「安上がりな生活.2」という二つの頁で、私の「安上がりな生活」ぶりをご紹介しました。
 しかし私が「安上がりな生活」を送っているのは、倹約が主目的ではありません。省資源により、自然の保護に貢献することの方が主目的なのです。
 この件について当塾の「倹約でなく自然保護が主目的」という頁で、特にその食生活の面に関してご説明をさせていただきました。
 この頁では引き続き、食生活以外の面に関してご説明させていただきましょう。

 私が冷房や暖房の使用を控えているのと、電気掃除機や脱水機や乾燥機などを使わないのは、いずれも節電が主目的です。なるべく古くてクロック数の低いコンピューターを使うようにしているのも、その方が消費電力が少ないからです。
 東日本大震災の前から発電問題に関心があった私は、電力の多くがいかに自然に負荷をかけて発電されているのかということを知っていました。なので、なるべく電力の使用量を抑えられるような生活をしてきたのです。
 その結果として、電気代が安く抑えられているという副産物はあるわけですが。

 そして私がTVや電気掃除機や乾燥機や食器洗い機などを持っていないのは、物を所有するのが嫌いだからでもあります。
 どうも私には、ほとんど物欲というものがないようです。しかも「いろいろ便利な物を欲しいとは思わない」だけではありません。それらの物が「なくてもいい」というだけにとどまらず、「なくても何とかなるものは、なるべく持ちたくない。自分が所有する物の数は、なるべく減らしたい」という気持ちがあるのです。
 物が少なければ少ないほど、さっぱりとした気分でいられるのです。

 ですから私は、消耗品など以外の物を人からもらうのが好きでありません。
 必要な物は持っていますので、それ以上に何か消耗品などでない物をいただくとすれば、それは私にとっては「なくてもいい物」だということになります。そのような物が増えることは、私は好きでないのです。
 ですから私の愛読者の皆さんも(「そんな人、いるのか?」という疑問は置いといて、あくまで仮定の話です)、私に物を送ったりするのは控えてくださいね。お気持ちはありがたく思いますが、正直に言わせていただくと物をいただくのは嬉しくないのです。

(今年の夏には東日本大震災の被災地へ救援活動に行く私に、でんべえが冷却上着を持ってきてくれました。これは「水に浸してから着ると、その水分が少しずつ蒸発することによって数時間は涼しく感じていられる」というものです。
 自分は仕事があるため救援活動に参加できない彼が、救援活動に行く私に役立ちそうな冷却上着を渡すことで、自分も被災地のために役立ちたいと考えたのでしょう。
 こういうのは彼の気づかいが感じられ、なかなか心あたたまるものですよね。
 この件に関しては、当塾の「旧友たちそれぞれの優しさ」の頁を併せてご参照ください)

 そして私のように「なくても何とかなる物は、なるべく持たないようにする」という人が増えれば、それらの物の生産量が抑えられるようになるはずです。
 そうなれば結果として資源の消費が抑えられることになり、自然の保護にもつながっていくはずでしょう。

 また「安上がりな生活.2」の頁で書いたように、私は水道水の使用量も抑えられるように努めています。
 蛇口をひねれば水が出るというのが、いかにありがたいことなのか。上水道と下水道を整備して維持するために社会が、どれほどのコストをかけているのか。水道などのない山で泊まることの多かった私は、それを身にしみて知っているのです。
 水洗便所で必要な最低限の量の水しか流さないように努めたとしても、ほとんど水道料金は減らないのではないでしょうか。
 にもかかわらず水道水の使用量を抑えるよう努めているのは、省資源が主目的なのです。

 やはり「安上がりな生活.2」の頁で書きましたように、私は使った後のトイレット・ペーパーを水洗で流してしまわず、ごみとして捨てることにしています。
 しかし、それによって水洗で流す水の量を減らせるとしても、その量は微々たるものではないでしょうか。それによって水道料金を抑えられるとは、あまり思えません。
 なのに使った後のトイレット・ペーパーを水洗で流してしまわないのは、やはり社会全体のコストを抑えるためなのです。

 トイレット・ペーパーを水洗で流してしまうと、下水の中に溶けこんだトイレット・ペーパーの成分を除去してきれいな水に戻すため、多大な手間がかけられることになります。
 そのような下水道のしくみを整備して維持するために社会は、とても大きなコストをかけているのです。
 一方、私が住んでいる自治体では燃えるごみを燃やして処理し、その際に出る熱は有効活用しているそうです。
 つまりトイレット・ペーパーを水洗便所に流してしまえば処理にコストがかかるのに対して、燃えるごみとして収集に出せば有効活用されるのです。
 だから私は、使った後のトイレット・ペーパーを水洗で流してしまわないようにしているのです。

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