梧桐渉の性愛長篇(2010年夏) [真に役立つ恋愛本を]
セックスを決して下品だったり低俗だったりせず真面目に扱っていて、読んだら自分の性生活のためにも役に立つような物語があったら読んでみたい。あるいは本当に相手の人間性を愛しあっている男女が、相手のことを愛しみあいながら行なうセックスが描かれている作品があったら読んでみたい――私には、そんな気持ちがあります。
そして私と同じように考える人は、とりわけ女性の皆さんの中には多いのではないでしょうか。
このニーズは二〇一〇年の現時点においては必ずしも顕在化していないようですが、潜在的にはきっと大きな需要があるはずだと私は思っています。いくつかの根拠から、そう考えることができるからです。
しかし日本で書かれた小説で、そのような作品を私は今のところ残念ながらほとんど見つけることができていません。
欧米ではそのような作品が多く書かれ、広く読まれてもいるようです。しかし長篇小説の中で一部分だけ、そういう内容が書かれている箇所もあるという作品が多いようです。長篇小説の全体にわたって、その手の内容が書かれているという作品は、あまり思い出すことができません。
「そういう作品が存在しないのだったら、自分で書いてしまえばいい」という考え方も存在します。
そのような思いもあって私は最近、いくつか「そういう作品」を書いてみました。具体的には、次に掲げるような三作です。これらの作品を私は、ひとまず仮に「愛情性話」とでも呼んでおけばいいのではないかと考えてみたりしています。
このうち一番目の「愛は地球を救わない」は、とある女性を愛している主人公が事件に遭遇し、それに対処する経緯を通じて相手の女性と結ばれるという筋書きです。相手に対する愛情に満ちた、四百字詰めの原稿用紙で四十枚分ほどに及ぶ性交の場面も出てきます。作中に登場する恋愛論などの部分が、当塾に「いい恋のためのエッセンス」として掲載されています。具体的な内訳は「目次(恋愛論など ~09年7月)」の頁をご参照ください。
二番目の「恋愛塾で深~く愛して」は恋愛塾に入塾した主人公が、そこで出会った女性との性交などを経て、恋愛に対する考えを深めていくという筋書きです。作中に登場する、恋愛塾での恋愛やセックスに関する講義の部分が、やはり当塾に「いい恋のためのエッセンス」として掲載されています。こちらの具体的な内訳については、「目次(恋愛論など 09年8月~12月)」の頁をご参照ください。
三番目の「気持ちよければ全てよし?」は、男主人公が「恋人が自分にもたらしてくれるものは、いったい何なのか。それは恋人でなく他の物や、あるいは他の人によっても得られるものなのか」と考えたり試してみた結果、最終的には恋人の大切さを悟るという筋書きです。
この作品は以前に書いた「愛しのバイアナ」と「愛しのマリドール」という二つの短篇を組み合わせ、さらに発展させる形で書かれたものです。この「愛しのバイアナ」と「愛しのマリドール」の二作は後日、当塾に掲載させていただくことを考えています。
これら三長篇の他にも以前、「SEX教習所」という短篇を書いたことがあります。これは主人公が、セックスの技を実習の形式で教えてくれる教習所に通って学ぶという筋書きです。この作品に関しては冒頭の部分が、当塾に掲載されています。具体的には、下記の三頁です。
この「SEX教習所」も近く、発展させて長篇に仕立てることを考えています(実際にその後、「SEX教習所」を発展させて長篇『愛の社会へ女尊運動』が書かれました)。
この頁の冒頭に掲げたような私見の裏づけとなる考察が、当塾の下記の頁に書かれています。
もしもご興味を感じていただけます方は、それらの頁も併せてご高覧ください。
下にある本の画像をクリックすると、その本に関するAmazon.co.jpの該当頁が表示されます。
(短篇集『愛のための手術』には「SEX教習所」が収録されています)
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欧米ではそのような作品が多く書かれ、広く読まれてもいるようです。しかし長篇小説の中で一部分だけ、そういう内容が書かれている箇所もあるという作品が多いようです。長篇小説の全体にわたって、その手の内容が書かれているという作品は、あまり思い出すことができません。
「そういう作品が存在しないのだったら、自分で書いてしまえばいい」という考え方も存在します。
そのような思いもあって私は最近、いくつか「そういう作品」を書いてみました。具体的には、次に掲げるような三作です。これらの作品を私は、ひとまず仮に「愛情性話」とでも呼んでおけばいいのではないかと考えてみたりしています。
このうち一番目の「愛は地球を救わない」は、とある女性を愛している主人公が事件に遭遇し、それに対処する経緯を通じて相手の女性と結ばれるという筋書きです。相手に対する愛情に満ちた、四百字詰めの原稿用紙で四十枚分ほどに及ぶ性交の場面も出てきます。作中に登場する恋愛論などの部分が、当塾に「いい恋のためのエッセンス」として掲載されています。具体的な内訳は「目次(恋愛論など ~09年7月)」の頁をご参照ください。
二番目の「恋愛塾で深~く愛して」は恋愛塾に入塾した主人公が、そこで出会った女性との性交などを経て、恋愛に対する考えを深めていくという筋書きです。作中に登場する、恋愛塾での恋愛やセックスに関する講義の部分が、やはり当塾に「いい恋のためのエッセンス」として掲載されています。こちらの具体的な内訳については、「目次(恋愛論など 09年8月~12月)」の頁をご参照ください。
三番目の「気持ちよければ全てよし?」は、男主人公が「恋人が自分にもたらしてくれるものは、いったい何なのか。それは恋人でなく他の物や、あるいは他の人によっても得られるものなのか」と考えたり試してみた結果、最終的には恋人の大切さを悟るという筋書きです。
この作品は以前に書いた「愛しのバイアナ」と「愛しのマリドール」という二つの短篇を組み合わせ、さらに発展させる形で書かれたものです。この「愛しのバイアナ」と「愛しのマリドール」の二作は後日、当塾に掲載させていただくことを考えています。
これら三長篇の他にも以前、「SEX教習所」という短篇を書いたことがあります。これは主人公が、セックスの技を実習の形式で教えてくれる教習所に通って学ぶという筋書きです。この作品に関しては冒頭の部分が、当塾に掲載されています。具体的には、下記の三頁です。
この「SEX教習所」も近く、発展させて長篇に仕立てることを考えています(実際にその後、「SEX教習所」を発展させて長篇『愛の社会へ女尊運動』が書かれました)。
この頁の冒頭に掲げたような私見の裏づけとなる考察が、当塾の下記の頁に書かれています。
もしもご興味を感じていただけます方は、それらの頁も併せてご高覧ください。
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- 愛ある性交を描く作品を
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(短篇集『愛のための手術』には「SEX教習所」が収録されています)
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