SSブログ

14才の頃に歌った曲.2 [14才の恋話]

 John Lennon は Beatles 時代の中期くらいから、かなり前衛的と言えそうな内容の歌詞を書くようになりました。ここではその例として、やはり私が訳してみたことのある「おいらはセイウチ」(I Am The Walrus)を見てみましょう。これは映画'Magical Mystery Tour'で挿入歌として使われた曲です。

    おいらはセイウチ

おいらは奴さ  お前が奴で
おいらがお前で皆いっしょくた
銃から飛び出した豚さながらに飛んだり走ってる奴らを見ろよ
おいらは叫ぶ
座ればコーンフレイク
ヴァンが来るのを待っている
寄り合いTシャツ愚かな火曜日
行儀をくずして顔を長く伸ばし
おいらはエッグマン  奴らもエッグマン
おいらはセイウチ

ミスター・シテイの警官  座るよ
可愛い小さな警官  列をなし
空のルーシーのように飛んだり走ってる奴らを見ろよ
おいらは叫ぶ
黄色いカスタード
死んだ犬の目から垂れている
蟹と魚とポルノグラフィック尼僧
行儀をくずしてズボンなんか脱いじまえ
おいらはエッグマン  奴らもエッグマン
おいらはセイウチ

イギリス庭園で座って陽がさすのを待っている
もしも陽がささなけりゃイギリスの雨で陽やけして
おいらはエッグマン  奴らもエッグマン
おいらはセイウチ

エキスパートにテキスパート  咳きこんでいる喫煙者
ジョーカーが君を笑っているように感じないかい
豚小屋の中の豚のように笑ってる奴らを見ろよ
おいらは叫ぶ
小麦粉いわし
登るよエッフェル・タワー
元素のペンギン歌うよハリ・クリシュナ
奴らは蹴とばすエドガー・アラン・ポー
おいらはエッグマン  奴らもエッグマン
おいらはセイウチ

 のちに私は自分が書いた文章に、しばしば Beatles時代も含めたJohn Lennon の曲やアルバムの題をつけるようになりました。いわば村上春樹の『ノルウェイの森』のようなものですね。
 それらの題と、元の英語の原題とを書き出してみることにしましょう。ただし一部、元の題は No Bed For Beatle John なのをNo Bed For Beagle Joeと変えた上で日本語の題をつけた「猟犬ジョーに宿はない」なども含めています。また、原題の副題の方を採用したものも含まれています。
  • 人生の一日 A Day In The Life
  • 幸せは撃ったばかりの熱い銃 Happiness Is A Warm Gun
  • ゆのまいね You Know My Name(Look Up The Number)

  • 平和をわれらに Give Peace A Chance

  • 猛き獅子の日日 Life With The Lions
  • ライオンたちのいる暮し Life With The Lions
  • 猟犬ジョーに宿はない No Bed For Beatle John
  • ウェディング・アルバム Wedding Album

  • 労働者階級の英雄 Working Class Hero

  • 心が潰えはてる時 Crippled Inside
  • 嫉み深い男 Jealous Guy
  • 文学賞をとらずに作家になる方法 How?

  • 民に自由を Bring On The Lucie(Freda Peeple)

  • 怯え傷つき疲れはて Scared
  • 9番目の夢 #9 Dream
  • 迷える小鳥 Surprise Surprise(Sweet Bird Of Paradox)

  • 輪が回るのを見つめつつ Watching The Wheels
  • 純愛論 Real Love

[読者へのお願い]
「人気blogランキング」に参加しています。
 上の文章を読んで「面白かった」とか「参考になった」などと評価してくださる方は、下の行をクリックしてくださると幸いです。
「人気blogランキング」に「幸せになれる恋愛ノウハウ塾」への一票を投じる

 下にあるCDジャケットの画像をクリックすると、そのCDに関するAmazon.co.jpの該当頁が表示されます。

Magical Mystery Tour (Dig)


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:恋愛・結婚

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。