ダイエットって何? [楽しく雑穀ダイエット]
この「楽しく雑穀ダイエット」の冒頭、「1 ダイエットの効用」の章で私は次のように書きました。
ここではダイエットを「やせて、体重を軽くする」ことだとさせていただきます。
つまり熟語でいうと「痩身」そして「減量」ですね。
でも、この部分を読んで疑問や違和感を抱いた人も多かったのではないでしょうか。「ダイエットが『やせて体重を軽くすること』なのは、あたりまえじゃないか。なぜ、それをわざわざ明記する必要があるのだろう」と。
しかし「ダイエットが『やせて体重を軽くすること』だ」というのは、少なくとも一部の人にとっては、決して「あたりまえ」のことではないんですよ。
私は英語の勉強を兼ねて昔、英字新聞を買って読んでいたことがあります。
そして英字新聞には連日、第一面などに'Diet'という単語が出てきます。
たとえ英字新聞は読まなくても、政治や社会について日常的に英語で話したり読み書きする人は、しょっちゅう'Diet'という単語を使うことになります。
しかし、この'Diet'は決して「やせて体重を軽くすること」ではありません。
実はそれらの'Diet'は国会か、もしくは県議会などの「議会」のことなのです。
ですから政治や社会について英語で読み書きしたり話したりする習慣のある人が「ダイエット」や'Diet'という単語を聞くと、「やせて体重を減らすこと」よりも「議会のこと」の方を先に思い浮かべる可能性があるのです。現に私も、そうですし。
ややこしいのですが、全ての国の国会や議会が英語で'Diet'と表現されるわけではありません。
英語ではUSAや中南米諸国の議会を、'Diet'ではなく'Congress'と表現します。
UKやカナダの議会は、'Diet'でも'Congress'でもなく'Parliament'と表現します。
しかし日本の議会のことは、'Diet'と表現するのです。
したがって日本の政治などについて英語で話したり読み書きする時には、しょっちゅう'Diet'という単語が用いられるわけです。
英語の'diet'という単語には、実にさまざまな意味があります。
「やせて体重を軽くすること」というのは、そんな「さまざまな意味」の中の一つでしかありません。
英語の'diet'という単語は、もともとは「一日の」だとか「日々の、普段の」というような意味だったそうです。おそらくは'day'という単語と同様に、ラテン語の'dies'という単語が語源なのでしょう。
そして「一日の集会」のことも'diet'と呼んだことから、議会のことを'Diet'と表現するようになったそうです。
その一方で「一日の食事」や「普段の食事」のことも、'diet'という単語で表現する習慣が生じたようです。
そしてさらに、健康や減量などのため「一日の食事量」や「普段の食事の内容」を制限することも'diet'と呼ぶようになりました。
この意味の'diet'という言葉が日本にも伝えられ、「ダイエット」という外来語として広く定着したわけです。
このあたりのことを大谷ゆみこの本『雑穀グルメ・ダイエット』では「ダイエットの本当の意味」として、次のように書いています。
「ダイエット」は英語で毎日の食事、という意味です。それが治療や肥満解消のための制限食という意味にも広がりました。
そう、ダイエットは“やせる方法”ではなく、毎日の食事をバランスよくととのえて健康や理想の体型を維持したり、取り戻したりすることです。
「ダイエット」という言葉には「日常的に毎日、続けることが大切だ」という意味がこめられているのだと考えることもできそうですね。
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ここではダイエットを「やせて、体重を軽くする」ことだとさせていただきます。
つまり熟語でいうと「痩身」そして「減量」ですね。
でも、この部分を読んで疑問や違和感を抱いた人も多かったのではないでしょうか。「ダイエットが『やせて体重を軽くすること』なのは、あたりまえじゃないか。なぜ、それをわざわざ明記する必要があるのだろう」と。
しかし「ダイエットが『やせて体重を軽くすること』だ」というのは、少なくとも一部の人にとっては、決して「あたりまえ」のことではないんですよ。
私は英語の勉強を兼ねて昔、英字新聞を買って読んでいたことがあります。
そして英字新聞には連日、第一面などに'Diet'という単語が出てきます。
たとえ英字新聞は読まなくても、政治や社会について日常的に英語で話したり読み書きする人は、しょっちゅう'Diet'という単語を使うことになります。
しかし、この'Diet'は決して「やせて体重を軽くすること」ではありません。
実はそれらの'Diet'は国会か、もしくは県議会などの「議会」のことなのです。
ですから政治や社会について英語で読み書きしたり話したりする習慣のある人が「ダイエット」や'Diet'という単語を聞くと、「やせて体重を減らすこと」よりも「議会のこと」の方を先に思い浮かべる可能性があるのです。現に私も、そうですし。
ややこしいのですが、全ての国の国会や議会が英語で'Diet'と表現されるわけではありません。
英語ではUSAや中南米諸国の議会を、'Diet'ではなく'Congress'と表現します。
UKやカナダの議会は、'Diet'でも'Congress'でもなく'Parliament'と表現します。
しかし日本の議会のことは、'Diet'と表現するのです。
したがって日本の政治などについて英語で話したり読み書きする時には、しょっちゅう'Diet'という単語が用いられるわけです。
英語の'diet'という単語には、実にさまざまな意味があります。
「やせて体重を軽くすること」というのは、そんな「さまざまな意味」の中の一つでしかありません。
英語の'diet'という単語は、もともとは「一日の」だとか「日々の、普段の」というような意味だったそうです。おそらくは'day'という単語と同様に、ラテン語の'dies'という単語が語源なのでしょう。
そして「一日の集会」のことも'diet'と呼んだことから、議会のことを'Diet'と表現するようになったそうです。
その一方で「一日の食事」や「普段の食事」のことも、'diet'という単語で表現する習慣が生じたようです。
そしてさらに、健康や減量などのため「一日の食事量」や「普段の食事の内容」を制限することも'diet'と呼ぶようになりました。
この意味の'diet'という言葉が日本にも伝えられ、「ダイエット」という外来語として広く定着したわけです。
このあたりのことを大谷ゆみこの本『雑穀グルメ・ダイエット』では「ダイエットの本当の意味」として、次のように書いています。
「ダイエット」は英語で毎日の食事、という意味です。それが治療や肥満解消のための制限食という意味にも広がりました。
そう、ダイエットは“やせる方法”ではなく、毎日の食事をバランスよくととのえて健康や理想の体型を維持したり、取り戻したりすることです。
「ダイエット」という言葉には「日常的に毎日、続けることが大切だ」という意味がこめられているのだと考えることもできそうですね。
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