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居候介護に恋愛感情は禁物? [読者の皆さんと考える]

 お年寄りや障害者の家に貧しい親族か、あるいは契約した人が同居して介護し、ともに幸せに暮らしていく道を探りましょう――
 拙著『稼がず生きる居候介護』は、そういう主旨の本です。
「収入の乏しい人がお年寄りや障害者の家に同居して介護を行ない、生活していく」ことを同書では、簡潔に「居候介護」と表現しているのです。

 当塾の「稼がず生きる手段を例示」の頁では、この『稼がず生きる居候介護』をご紹介させていただいております。
 その頁に2015年の10月5日、容子さんとおっしゃる方がコメントを書いてくださいました。容子さん、どうもありがとうございます。
 そのコメントの中で容子さんは、次のように書いておられました。

私は居候介護を実体験しています。私は、てんかんとうつ病の精神障害者で、亡夫の知人に、7年契約で介助をお願いしました。契約期間は過ぎましたが11年たった今も続けてもらっています。(中略)
居候している人は、前科のある男性で、11年間再犯していないので、更正保護に貢献できていると自画自賛しています(笑)

 つまり「てんかんとうつ病の精神障害者」になられた容子さんのお住まいに「亡夫の知人」が居候し、容子さんに対して介護もしくは介助をしてくださっているわけですね。
 このコメントの末尾にある「容子」というお名前の部分からは、「容子の独り言…」というブログへのリンクが張られています。
 そして、2015年の10月12日。
 その「容子の独り言…」に容子さんは「居候介護」と題して、次のようにお書きになったのです(引用に際し、途中の空白行は省かせていただきました)。

義弟(居候)と同居して12年になります。食事、洗濯、通院同行、など介助してくれます。
特に発作が起こったとき、助かります。(中略)
亡夫が末期癌と宣告されたときは、義弟は介護ヘルパーとして施設で働いて家計を助けてくれました。
何よりも、末期癌の治療方法の同意書にサインするときに相談相手になってくれて感謝しています。

 居候介護をしておられる「亡夫の知人」のことを容子さんは、こちらでは「義弟」と書いておられます。
 この「義弟」に関して容子さんは「居候介護」の中で、「居候介護で学んだことは、お互いに距離感を保つことと男女の関係にならないことと思っています。一線を越えたら甘えが出て、本来のお互いの立場を見失うかもしれません」とも書いておられます。

 容子さんたちの場合は「お互いに距離感を保つことと男女の関係にならないこと」で、「本来のお互いの立場を見失」わないよう心がけておられるのでしょう。
 しかし容子さんたちの場合は別として、一般に居候介護の他の事例ではどうなのでしょうか。

 高齢者の家に高齢者ではない人が居候して介護をする場合、歳が離れているため恋愛感情は起こりにくいのかもしれません。
 居候介護をする人とされる人とが血縁者の場合も、お互いの間に恋愛感情は起こりにくいのでしょう。
 しかし障害者の人の家に、歳が近くて血縁者ではない人が居候介護をする場合(容子さんの場合は、これに当てはまります)――
 その両者が異性だったり、片方もしくは両方が同性愛者だった場合には、恋愛感情が生じる可能性も考えられるわけです。
 あるいはいわゆる老老介護で、行動が不自由になった高齢者の家に血縁者ではない元気な高齢者が同居して介護をする場合――
 この場合も、一方もしくは双方に恋愛感情が生じる可能性があるわけです。

 そして、居候介護をする側とされる側との間に恋愛感情が生じたとしても――
 それは必ずしも、避けるべきではないという場合も考えられるのではないでしょうか。

下にある本の画像をクリックすると、その本に関するAmazon.co.jpの該当頁が表示されます。

稼がず生きる居候介護: こんなに楽な生き方があった!

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