夫婦交換でなく交際の主体は

　当塾の「挿入して長時間の性交」の頁では、河出ｉ文庫の一冊として出版された山村不二夫の『性技実践講座』という本をご紹介しています。
　その頁で私は同書に関して、以下のように書かせていただいたのです。

　実はこの『性技実践講座』は当初、『ホームトーク』というスワッピング（夫婦交換）の雑誌に連載された文章をまとめて一九八五年にホームダイヤモンド社から出版されました。それを改訂増補して一九九九年に出版されたのが、河出ｉ文庫の『性技実践講座』なのです。

　その頁に今春、kerokiy(ケロキイ)と名のる方が以下のようなコメントを書いてくださいました。kerokiyさん、どうもありがとうございます（引用に際し、途中の空白行は省かせていただきました）。

「『ホームトーク』というスワッピング（夫婦交換）」の記述は間違いです。
「ホームトーク」は、
夫婦交換の雑誌ではなく、
夫婦交際の雑誌です。
おそらく、あなたは一度も「ホームトーク」という雑誌を読んだことのない方なのでしょうね。
少なくとも、数十年前から、誤解をうむ"夫婦交換"という言葉は、つかわずに
「夫婦交際」というコトバにかわっているはずです。

　確かに私（梧桐）は「数十年前から、誤解をうむ"夫婦交換"という言葉は、つかわずに『夫婦交際』というコトバにかわっている」などということは知らずにいました。
　そこで私は kerokiyさんがしてくださったご教示に対して、当塾の下記の三つの頁で謝意を示させていただいたのです。

1. 夫婦交換でなく夫婦交際
2. 非難でないご教示に感謝
3. Swap嗜好は照れくさい?

　すると先日、「夫婦交換でなく夫婦交際」の頁にkerokiyさんが以下のようなコメントを書いてくださいました。kerokiyさん、重ねてどうもありがとうございます（引用に際し、途中の空白行は省かせていただきました）。

わざわざ、わたし(kerokiy)のコメントに
時間とスペースを割いていただき、恐縮です。
偶然、ネット検索で、このURLがヒットしたので、
”夫婦交換”と”夫婦交際”の違いを
わたしなりに簡単に解説してみます。
”交換”というと、どうしても、主体がモノとなってしまいます。
一方、”交際”というのは、主体が人間です。
その違いが大きいのではないかと、私は、推察します。

　つまり「『交換』というと物を交換するように感じられてしまうが、『交際』なら物でなく人間だとわかる」とkerokiyはおっしゃるわけですね。
　なるほどな、と感じさせられてしまいました。

「夫婦交換でなく夫婦交際」の頁にkerokiyさんが書いてくださった上記のコメントの文面から判断すると、kerokiyさんは「非難でないご教示に感謝」と「Swap嗜好は照れくさい?」の両頁は読んでくださっていないのでしょうか。
　もしもkerokiyさんがこの「夫婦交換でなく交際の主体は」の頁を読んでくださったなら、「非難でないご教示に感謝」と「Swap嗜好は照れくさい?」の両頁もご高覧いただけると嬉いのですが。

下にある本の画像をクリックすると、その本に関するAmazon.co.jpの該当頁が表示されます。






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