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優しい女性が就農へ [いい恋のためのエッセンス]

 2012年の今年、私は東日本大震災の被災者に無償で食べていただくための米を有機農法で作る活動に参加しています。
 この活動は栃木県の茂木町でNPO法人「メダカのがっこう」と、現地で農業を営んでいる仲澤英喜さんとが中心となって行なわれています。

 この活動には、二十代の人たちが数十人ほど参加しています。
 そのうち二十代前半の女性が二人、現地で「メダカのがっこう」が借りている民家に引越し、仲澤さんに有機農法を教わることを検討していました(この件については当塾の「優しい女性が就農を検討中」の頁をご参照ください)。

 そして二人のうちの一人が実際に来月から、その民家に住んで仲澤さんに有機農法を教わりはじめることになったのです。
「優しい女性が就農を検討中」の頁でご紹介したうち、福島県の子供たちに西表島で何日間か滞在してもらう活動を続けている女性の方です。
 彼女は福島第一原子力発電所の事故のせいで、野外で遊ぶ機会が乏しくなってしまった福島県の子供たちに、西表島の自然の中で過ごしてもらうためのお世話をしてきたのです。
 そのように被災者のための活動と取り組んでいる彼女は、とても優しい気持ちを持った人なのだと思われます。

 ちなみにその彼女は「少し前から農作業のアルバイトなどを始めたが、雑草を抜く作業には抵抗感を抱いてしまう」と話してくれた人でもあります(この件に関しては当塾の「農ガールは優しい女性?」の頁をご参照ください)。
 この発言も、彼女が雑草のことまで気づかう優しい気持ちを持った人だと言うことを示しているのではないでしょうか。

 しかも彼女は私たち十四人が被災者のための米作りの作業をしに行き、そのうちの半数ほどが外で作業をしている間に残りの者が皆のための食事を用意していた時、「ああいうふうに外で作業をしてくれている皆のために自分たちが食事の用意をするのって、なんだかとてもやりがいを感じられるよね」と言った人でもあります(この件に関しては当塾の「相手のためを思って調理」の頁をご参照ください)。
 この科白も、彼女の優しさの表われだったのでしょう。

 ついでに言えば彼女はその時、どうやら歯ブラシを持ってくるのを忘れたらしく「歯ブラシの予備はないですか」と私に訊いた人でもあります(この件に関しては当塾の「男性に頼み事をしてモテる」の頁をご参照ください)。
 泊まりがけで出かけるのに歯ブラシを忘れるなんて、ちょっと抜けたところもある人なのかな?
 って、これまであまりにも誉めすぎたから少し悪口も書いておかなくっちゃ(笑)。

 先日は、その彼女のご家族の皆さんともお会いしました。
 まだ二十代の前半の女性を、それまで全く縁のなかった農村地帯での独り暮らしに送り出す――
 おそらく親御さんとしてみれば、不安も拭いきれずにおられるのではないでしょうか。
 なにしろ農村地帯ですから、夜は真っ暗で人けもなくなってしまいます。
 西表島や彼女が今まで住んでいた千葉に比べると、茂木町の冬の寒さは厳しく感じられるだろうと思われます。
 しかも都会に比べると、男尊女卑の風潮も残っています。
 当塾の「17才の頃の性差別」の頁で私は、次のようなことを書きました。

 現に私がしばしば農作業をしに行く先でも、現地の人たちが大勢で集まって食事をするような時に女の人たちだけが調理をし、男たちは座って話しながら待っていたりすることがあるのです。

 この「私がしばしば農作業をしに行く先」というのが、茂木町のことなのです。
 しかし来月から茂木町に移住するのは、とても明るい女性です。
 その明るさと持ち前の優しさとで、慣れない農作業や農村生活をも力強く乗りきっていってくれることを願っております。

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