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22才の頃に聴いた曲.1 [19才と22才の恋話]

 私が最初の大学で三年生だった年、たまたまJohn Lennon の命日に「ミーホードール」がライヴハウスで演奏会をやることになりました。この「ミーホードール」というのは私がベーシストを務めていて、翌年にデビューの話が持ち上がったバンドです。このバンドに関しては、当塾の「22才、生き方を探す旅.2-1」の頁をご参照ください。

 その日の演奏会では途中でヴォーカリストの女性が衣装を着替えるので、その間に残りのバンドのメンバーだけで一曲を演奏する必要がありました。そこで「何の曲を演奏するか」という話になり、John Lennon の命日だというので彼の '(Just Like)Starting Over' を私が歌うという案が出たのです。
 さっそくバンドのメンバーが、練習スタジオで同曲を演奏してみたこともありました。しかし「ヴォーカルが入らず、楽器だけで演奏されるインストゥルメンタルの曲の方がいいのでは」という話になり、結局のところ本番ではSantanaの 'Europe' という曲を演奏することになったのですが。
 今から考えてみると、インストゥルメンタルの曲を選ぶならJohn Lennon の 'Beef Jerky' にするという手もありましたね。

 主夫として家事と子育てに専念していた数年間の後、音楽活動を再出発させてアルバム 'Double Fantasy' を出したとたんに殺されてしまったJohn Lennon。そんな彼が殺される直前、再出発に際して発表した「再出発の歌」を彼の命日に歌うというのは、とても意義のあることだと考えたのですが。

 私は昔、そんな彼の「再出発の歌」、'(Just Like)Starting Over' の歌詞を訳してみたことがあります。
 それは、次のようなものでした。

    これは僕らの再出発

一緒に過ごした時間の貴重さよ
僕らはなんと遠い道のりを乗りこえてきたことか
僕らの愛が風変わりなものなのだとしても
どこまでも一緒に飛びたっていこう

とても長い時間を僕らは無駄にしてしまったけれど
誰がいけないわけでもない  時は早く過ぎゆくものだから
だけど愛しい人よ  君の姿を見る時
僕らは再び愛におちいるかのようだ
これは僕らの再出発

くる日もくる日も僕らは愛を育んできた
どうしてもっと素敵にたやすく育むことができなかろう
今こそ翼をひろげて飛びたつべき時だ
もはや一日たりとも無駄になどしていられない
これは僕らの再出発

どうして一緒に飛びたたないのか
どこか遠くへと旅だたないのか
せっかく再び一緒になったというのに
かつて僕らがそうであったとおりに

とても長い時間を僕らは無駄にしてしまったけれど
誰がいけないわけでもない  時は早く過ぎゆくものだから
だけど愛しい人よ  君の姿を見る時
僕らは再び愛におちいるかのようだ
これは僕らの再出発
これは僕らの再出発

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Double Fantasy


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