性交で快感を得る基本 [恋愛実用書などで学ぶ]
宋美玄『女医が教える本当に気持ちのいいセックス』ブックマン社
男女が共に気持ちよく感じて満足できるようになるためには、どのようなセックスのやり方をするといいのか――そのための知識が書かれている本を当塾では、二〇〇九年の暮れから二〇一〇年の春にかけて二十冊ほどご紹介しました。その内訳に関しては「下品でない性の本を紹介」の頁か、もしくは「目次(恋愛本などの紹介 09年8月~)」の頁をご参照ください。
そして二〇一〇年の五月に、宋美玄『女医が教える本当に気持ちのいいセックス』が出版されました。そこで当塾では、この本もご紹介しておくことにしようと思います。
なお著者の「宋美玄」という名前には、「ソン・ミヒョン」と書きそえられています。本の題に「女医が教える~」と書かれているとおり、著者は女性のようです。
この『女医が教える本当に気持ちのいいセックス』は、次のような構成になっています。
このうちChapter 7には、男性が気持ちよくなるために女性が手や口で男性の陰部を愛撫する方法が書かれています。しかしそれ以外の多くの部分には、主として女性が気持ちよく感じるための方法が書かれています。あとがきには「アダルト作品や男性目線のセックス指南書を参考に日々愛撫に励まれても、女性にとっては迷惑もいいところ」とも書かれています。
したがって本書は、主に男性に読まれることを望んで書かれていると言えるでしょう。
ただし、あとがきには次のようにも書かれています。
そして私は、女性にもこの本を手に取ってほしいと思っています。読んだ後は、感想を添えてパートナーに手渡してほしい。もっとセックスを楽しみたいという女性の積極性と、男性の思いやりあふれる愛撫があれば、ふたりそろってもっともっと気持ちのいいセックスを体験できます。お互いへの愛情も、おのずと深まるにちがいありません。
やはり構成を見れば推測できるとおり、たとえばアナル・セックスなどにはほとんど触れられていません。ごく基本的なセックスのやり方が書かれている、と言えるでしょう。
全般にごくオーソドックスな性交で女性が(ただしChapter 7では男性が)気持ちよく感じるためのやり方が、絵も添えて説明されているのです。
その意味では当塾で二〇一〇年の初頭にご紹介したような本よりも前に、まず最初に読むのに適していると言えるかもしれません。
女性が書いていることもあり、内容も男性と女性が一緒になって読むのに抵抗感が少ないようなものになっていると言えそうです。
ただし逆に言うと「本当に基本的なことしか書かれていない」ということにもなりそうです。
しかも本書の内容には一部、疑問を感じざるをえない箇所などもあるようです。
たとえば男性のペニスから分泌されるカウパー腺液は一般に粘性があるのに、本書では「さらさらとした透明な液体」と書かれている、というようにです。
書き手が女性であるためか、男性の感じ方などは正確に書かれていない部分があるようにも感じられます。
ですので最初に本書を読んだとしても、それに加えて当塾で二〇〇九年の暮れから二〇一〇年の春にかけてご紹介したような他の本も併せて参照するといいでしょう。
ちなみに私(梧桐)も、セックスの技を物語形式で学べる本を出版しています。『愛の社会へ女尊運動』や『愛は地球を救わない』や『恋愛塾で深~く愛して』、それから『至福の恋人を探して』と『より上の悦楽を求めて』そして『愛のための手術』などです。
下にある本の画像をクリックすると、その本に関するAmazon.co.jpの該当頁が表示されます。
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男女が共に気持ちよく感じて満足できるようになるためには、どのようなセックスのやり方をするといいのか――そのための知識が書かれている本を当塾では、二〇〇九年の暮れから二〇一〇年の春にかけて二十冊ほどご紹介しました。その内訳に関しては「下品でない性の本を紹介」の頁か、もしくは「目次(恋愛本などの紹介 09年8月~)」の頁をご参照ください。
そして二〇一〇年の五月に、宋美玄『女医が教える本当に気持ちのいいセックス』が出版されました。そこで当塾では、この本もご紹介しておくことにしようと思います。
なお著者の「宋美玄」という名前には、「ソン・ミヒョン」と書きそえられています。本の題に「女医が教える~」と書かれているとおり、著者は女性のようです。
この『女医が教える本当に気持ちのいいセックス』は、次のような構成になっています。
- はじめに 「すばらしきオーガズムをすべての女性に味わってもらうために。」
- Chapter 1 オーガズムって何?
- Chapter 2 感じるところ、感じにくいところ
- Chapter 3 セックスを始める前に……
- Chapter 4 実践篇1 まずは乳房の愛撫から
- Chapter 5 実践篇2 クリトリスはソフトタッチがお好き
- Chapter 6 実践篇3 膣はシンプル&丁寧に愛撫
- Chapter 7 実践篇4 男性だって愛撫してもらいたい!
- Chapter 8 実践篇5 いよいよ挿入=クライマックス!
- あとがき 「気持ちいいセックスに必要なのは女性の積極性と、男性の思いやり」
このうちChapter 7には、男性が気持ちよくなるために女性が手や口で男性の陰部を愛撫する方法が書かれています。しかしそれ以外の多くの部分には、主として女性が気持ちよく感じるための方法が書かれています。あとがきには「アダルト作品や男性目線のセックス指南書を参考に日々愛撫に励まれても、女性にとっては迷惑もいいところ」とも書かれています。
したがって本書は、主に男性に読まれることを望んで書かれていると言えるでしょう。
ただし、あとがきには次のようにも書かれています。
そして私は、女性にもこの本を手に取ってほしいと思っています。読んだ後は、感想を添えてパートナーに手渡してほしい。もっとセックスを楽しみたいという女性の積極性と、男性の思いやりあふれる愛撫があれば、ふたりそろってもっともっと気持ちのいいセックスを体験できます。お互いへの愛情も、おのずと深まるにちがいありません。
やはり構成を見れば推測できるとおり、たとえばアナル・セックスなどにはほとんど触れられていません。ごく基本的なセックスのやり方が書かれている、と言えるでしょう。
全般にごくオーソドックスな性交で女性が(ただしChapter 7では男性が)気持ちよく感じるためのやり方が、絵も添えて説明されているのです。
その意味では当塾で二〇一〇年の初頭にご紹介したような本よりも前に、まず最初に読むのに適していると言えるかもしれません。
女性が書いていることもあり、内容も男性と女性が一緒になって読むのに抵抗感が少ないようなものになっていると言えそうです。
ただし逆に言うと「本当に基本的なことしか書かれていない」ということにもなりそうです。
しかも本書の内容には一部、疑問を感じざるをえない箇所などもあるようです。
たとえば男性のペニスから分泌されるカウパー腺液は一般に粘性があるのに、本書では「さらさらとした透明な液体」と書かれている、というようにです。
書き手が女性であるためか、男性の感じ方などは正確に書かれていない部分があるようにも感じられます。
ですので最初に本書を読んだとしても、それに加えて当塾で二〇〇九年の暮れから二〇一〇年の春にかけてご紹介したような他の本も併せて参照するといいでしょう。
ちなみに私(梧桐)も、セックスの技を物語形式で学べる本を出版しています。『愛の社会へ女尊運動』や『愛は地球を救わない』や『恋愛塾で深~く愛して』、それから『至福の恋人を探して』と『より上の悦楽を求めて』そして『愛のための手術』などです。
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