夫婦交換でなく夫婦交際 [読者の皆さんと考える]
当塾の「挿入して長時間の性交」の頁では、河出ｉ文庫の一冊として出版された山村不二夫の『性技実践講座』という本をご紹介しています。
その頁で私は同書に関して、以下のように書かせていただいたのです。
実はこの『性技実践講座』は当初、『ホームトーク』というスワッピング（夫婦交換）の雑誌に連載された文章をまとめて一九八五年にホームダイヤモンド社から出版されました。それを改訂増補して一九九九年に出版されたのが、河出ｉ文庫の『性技実践講座』なのです。
その頁に先日、kerokiy(ケロキイ)と名のる方が以下のようなコメントを書いてくださいました。kerokiy(ケロキイ)さん、どうもありがとうございます（引用に際し、途中の空白行は省かせていただきました）。
「『ホームトーク』というスワッピング（夫婦交換）」の記述は間違いです。
「ホームトーク」は、
夫婦交換の雑誌ではなく、
夫婦交際の雑誌です。
おそらく、あなたは一度も「ホームトーク」という雑誌を読んだことのない方なのでしょうね。
少なくとも、数十年前から、誤解をうむ"夫婦交換"という言葉は、つかわずに
「夫婦交際」というコトバにかわっているはずです。
全くもってkerokiy(ケロキイ)さんのご推察のとおりです。
私（梧桐）は「一度も『ホームトーク』という雑誌を読んだこと」がありません。
「数十年前から、誤解をうむ"夫婦交換"という言葉は、つかわずに『夫婦交際』というコトバにかわっている」などということも、全く知らずにいました。
kerokiy(ケロキイ)さんのご教示に、感謝します。
確かに河出ｉ文庫の『性技実践講座』に掲げられた「はじめに」は「月刊『ホームトーク』前編集長 桑原茂一」が書いており、その末尾の一文は以下のようになっております。
「最後に、本書は夫婦交際誌である月刊『ホームトーク』に連載されて大好評を博した文章に、氏自ら改訂、大増補された書であることを付け加えておきたい。」
つまり「前編集長」が『ホームトーク』を、「夫婦交換誌」などでなく「夫婦交際誌」と表現しているわけですね。
また、河出ｉ文庫の『性技実践講座』に収められた「解説」には以下のように書かれています。
これが「全国交際新聞」というかたちで結実したのが昭和四十五年であり、「全国交際新聞」はその後「ホームトーク」と名前を変えて、現在にまで続いているのである。そしてこの三十年間、「ホームトーク」がスワッピングの中心として機能してきたことは、風俗に係わるものにとって常識である。
すると昭和四十五年頃から、夫婦交際という表現が用いられていたようですね。
ただ、どうなのでしょう。
スワッピングの分野に関する知識や関心の乏しい人（私も正直、その一人です）のうち、「夫婦交際」という言葉を聞いて「いわゆるスワッピングのことだな」と判断できる人は、どれほどいらっしゃるのでしょうか。
たとえば私もkerokiy(ケロキイ)さんに教わるまでは、夫婦交際という言葉を聞いたら「複数の夫婦が家族ぐるみの（性的でない）友達づきあいをすることかな」と思ってしまっただろうという気がするのですけど。
その一方では、kerokiy(ケロキイ)さんのおっしゃるように「"夫婦交換"という言葉」が「誤解をうむ」というのも「確かに、その可能性はあるかもしれないな」という気がします。
ただし同分野に詳しくない私には、具体的にどのような「誤解をうむ」可能性があるのかを推測することができずにいます。
もしもkerokiy(ケロキイ)さんなど、その分野にお詳しい人がご教示くださいましたらありがたいのですけど。
下にある本の画像をクリックすると、その本に関するAmazon.co.jpの該当頁が表示されます。
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その頁で私は同書に関して、以下のように書かせていただいたのです。
実はこの『性技実践講座』は当初、『ホームトーク』というスワッピング（夫婦交換）の雑誌に連載された文章をまとめて一九八五年にホームダイヤモンド社から出版されました。それを改訂増補して一九九九年に出版されたのが、河出ｉ文庫の『性技実践講座』なのです。
その頁に先日、kerokiy(ケロキイ)と名のる方が以下のようなコメントを書いてくださいました。kerokiy(ケロキイ)さん、どうもありがとうございます（引用に際し、途中の空白行は省かせていただきました）。
「『ホームトーク』というスワッピング（夫婦交換）」の記述は間違いです。
「ホームトーク」は、
夫婦交換の雑誌ではなく、
夫婦交際の雑誌です。
おそらく、あなたは一度も「ホームトーク」という雑誌を読んだことのない方なのでしょうね。
少なくとも、数十年前から、誤解をうむ"夫婦交換"という言葉は、つかわずに
「夫婦交際」というコトバにかわっているはずです。
全くもってkerokiy(ケロキイ)さんのご推察のとおりです。
私（梧桐）は「一度も『ホームトーク』という雑誌を読んだこと」がありません。
「数十年前から、誤解をうむ"夫婦交換"という言葉は、つかわずに『夫婦交際』というコトバにかわっている」などということも、全く知らずにいました。
kerokiy(ケロキイ)さんのご教示に、感謝します。
確かに河出ｉ文庫の『性技実践講座』に掲げられた「はじめに」は「月刊『ホームトーク』前編集長 桑原茂一」が書いており、その末尾の一文は以下のようになっております。
「最後に、本書は夫婦交際誌である月刊『ホームトーク』に連載されて大好評を博した文章に、氏自ら改訂、大増補された書であることを付け加えておきたい。」
つまり「前編集長」が『ホームトーク』を、「夫婦交換誌」などでなく「夫婦交際誌」と表現しているわけですね。
また、河出ｉ文庫の『性技実践講座』に収められた「解説」には以下のように書かれています。
これが「全国交際新聞」というかたちで結実したのが昭和四十五年であり、「全国交際新聞」はその後「ホームトーク」と名前を変えて、現在にまで続いているのである。そしてこの三十年間、「ホームトーク」がスワッピングの中心として機能してきたことは、風俗に係わるものにとって常識である。
すると昭和四十五年頃から、夫婦交際という表現が用いられていたようですね。
ただ、どうなのでしょう。
スワッピングの分野に関する知識や関心の乏しい人（私も正直、その一人です）のうち、「夫婦交際」という言葉を聞いて「いわゆるスワッピングのことだな」と判断できる人は、どれほどいらっしゃるのでしょうか。
たとえば私もkerokiy(ケロキイ)さんに教わるまでは、夫婦交際という言葉を聞いたら「複数の夫婦が家族ぐるみの（性的でない）友達づきあいをすることかな」と思ってしまっただろうという気がするのですけど。
その一方では、kerokiy(ケロキイ)さんのおっしゃるように「"夫婦交換"という言葉」が「誤解をうむ」というのも「確かに、その可能性はあるかもしれないな」という気がします。
ただし同分野に詳しくない私には、具体的にどのような「誤解をうむ」可能性があるのかを推測することができずにいます。
もしもkerokiy(ケロキイ)さんなど、その分野にお詳しい人がご教示くださいましたらありがたいのですけど。
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>kerokiy(ケロキイ)さんのおっしゃるように「"夫婦交換"という言葉」が「誤解をうむ」というのも「確かに、その可能性はあるかもしれないな」という気がします。
> ただし同分野に詳しくない私には、具体的にどのような「誤解をうむ」可能性があるのかを推測することができずにいます。
わざわざ、わたし(kerokiy)のコメントに
時間とスペースを割いていただき、恐縮です。
偶然、ネット検索で、このURLがヒットしたので、
”夫婦交換”と”夫婦交際”の違いを
わたしなりに簡単に解説してみます。
”交換”というと、どうしても、主体がモノとなってしまいます。
一方、”交際”というのは、主体が人間です。
その違いが大きいのではないかと、私は、推察します。
by kerokiy (2015-07-27 09:05)
kerokiyさんが書いてくださったCommentに関して2015年の7月31日、下記の頁で言及させていただく予定です。
http://gotolove.blog.so-net.ne.jp/2015-07-31
by 梧桐渉 (2015-07-27 19:42)